仕事で怪我をすると……
仕事で怪我をするとよくあるワードとして労災が上がります。
労働災害というものですが、それは例えどんな仕事でも不注意であれ偶然であれ些細なやつでも仕事中(もしくは通勤経路中)に起こるものならば労働認定できるならした方がいいよ、って事です。
うわぁ……仕事中に怪我をしてしまった(*_*)その時あなたはどうする?
まずは即刻、上司に連絡かその場にいたら上司にまず判断を仰ぐが組織としての体裁上は正しいやり方になるけど、その時に怖いワードになるのは「労災になると手続き面倒くさいし、労災認定で全て終わるまでは全て実費(10割負担)だし自分(3割負担)でやった方がいいと思うよ」
労災にあったことない人やあからさまに自分のミスで怪我しちゃったし、皆に迷惑かけてるし、とまず申し訳ない感情に出てる時にこういうことを言われるのって気が動転してたり、まだ怪我の程度がわからないときに(筆者は打撲かと思って後日病院行ったら骨折でた(;゚д゚))言われるとその通りでいいのかな?なんて思ってしまう。
労災で治療するなら速攻で即刻、病院行って診察してきますというくらいの判断が大事だと思います。
労災認定するなら報告や書類や治療の為に普通の会社組織ならそこは正しくタイミング良く話に辻褄が合うようにやりたいもの。
作業中に怪我する確率が発生する以上、労災のリスクになるので怪我をしてしまったら病院に行く勇気と判断が必要なんだと思います。
それで大した怪我でもなくて、同僚や上司や請負先に笑われても嫌われても労災隠しをやらなくて、ちゃんとした報告でやった方が組織にも人にも良い結果になると思います。
労災隠しをしちゃうと……
会社や個人で労災隠しをするとバレると色々組織に対してのデメリットが出ます。
まずは会社のイメージの低下
この会社労災ばかりで危険な仕事しかしてないし、怪我や労災に対する教育とかリスク管理できてないんじゃないの?と想像したり推測されたりします。
ブランドイメージの低下は会社としては凄く嫌ですよね。なので場合によっては労災認定しないで自分のミス(仕事中で怪我したのに違う理由で怪我したとか、自分の健康保険を使って後で会社が費用を払うから)とかで処理してくれというパターンがあるわけです。
労災の治療費は最初は被災者本人で実費ですが正式に払うのは会社(10割負担)なので健康保険(3割負担)使わせて払わせた方が組織としてはいいんでしょうね(^_^;
自分の仕事場がなくなる可能性がある
例えばどっかの派遣先の常駐で直行直帰する職場なら元請先と自分の会社で仕事の契約とかを結んでるはず。
それを労災隠しなんてことをすると……
この会社、労災隠しやろうとするしこんな会社に仕事頼んでるのは信用なくなるしもう契約破棄させちゃおうということになりかねないです。それが元請先が大手企業なら尚更です。
自分のしたことが組織の判断が自分の仕事を失うかもしれない、仲間の仕事を奪うかもしれないということになるのです。
関係ない仲間からしたらテメエふざけんなヽ(`Д´#)ノってことになりますよね。
なので、労災隠しには労災隠しなりのデメリットがあります。
最後に……
労災なんて誰もがやりたくてやるわけじゃないし、誰もが怪我したくて怪我をするわけじゃない。
だけど、仕事をして怪我をする確率があるのならそれで怪我をしたらちゃんとまずは病院行って診察をして、ちゃんと仕事で怪我をしましたということを会社にも自分にも病院にも辻褄が合うように書類とかで書くのが必要です。
それが辻褄合わないと労災認定してくれないので、正しい報告と病院に行くことが大事です。
怪我と弁当は自分持ちってやつですね。