トライアングルストラテジーを1週クリアしてみた感想
どうも、自称社会不適合底辺労働者です。
個人的に開発段階からこれは面白いんだろうな、というゲームのトライアングルストラテジーを購入してやっと先週で1週目でクリアしたのでネタバレ含む感想を書いていこうと思います。
- トライアングルストラテジーってどんなゲーム?
- やってみた感想
- 最後に
1.トライアングルストラテジーってどんなゲーム?
スクウェアエニックスから出てるゲームでジャンルとしてはシミュレーションRPGになるのかな?
似たようなジャンルのゲームとしてはファイアーエムブレムシリーズとか。
トライアングルの意味はわからないけど、このゲームで大事な信念の種類として利益(ベネフィット)、道徳(モラル)、自由(フリーダム)がトライアングルで戦略というかそれらの3つを組み合わせた結果にプレイヤーがどういう行動をするか?っていうのがストラテジーという意味だと個人的に感じる。(3つの国が舞台なので3つの国の各々の国家戦略がシンプルな意味なのかもしれないけど、解釈はそれぞれです)
自分はやったことないけどタクティクスオウガとかが好きな人にはハマりそうなジャンルだと思います。
ストーリーは結構血生臭いし、場合によっては胸を締め付けられるときもあります(感情移入しちゃう人にはキツい場面あるかも。裏切りや暗殺や虐待等結構きついシーンはある)
2.やってみた感想
個人的にはめちゃくちゃ面白かったんだけど
戦闘パートは普通に難しい。
FFTやスパロボとかシミュレーション経験者だけど、普通に難しいです。
初回プレイで難易度ノーマルやハードは凄い歯ごたえあるので歯ごたえのあるのが好きならいいけど、ストーリーを早く進めたいならイージーやベリーイージーでやるのが無難かも?
キャラクターで無双するゲームではなくて、位置(高い所から低い所にいる敵に攻撃すれば補正がのる、後ろから敵を殴ればダメージが上がる等)と相性(敵に氷魔法を当てて、その地面を氷づけにして命中率や移動力を下げるとか草みたいな場所で炎魔法を使ってその場所を燃やして敵にダメージを与えるや移動させてトラップにする等)が反映されるゲームなので地形、天気、キャラクターの組み合わせで戦術を組み合わせるゲームなのでキャラクターの育成の自由は少ない反面、組み合わせで色々なことができるのが特徴です。
人によってはこのキャラクター使える、使えないが別れると思うし、さらに攻略次第で意外なキャラクターが強かったりポテンシャルを秘めてる等まだまだ発見されてないことは多そう。
個人的にエラドール(主人公に仕えるベテランの部下でベネディクトが軍師ならエラドールは現場タイプの人)の挑発で敵をおびき寄せて、フレデリカ(火炎の魔法を使う主人公の許嫁)の炎の盾(炎のカウンター)を付けて突っ込ませてカウンターさせるのが好きでした。
結構脳筋ですが😅
シミュレーションセンスある人はたぶんもっと効率的なシナジー=ストラテジーが使えると思う。
自分のシミュレーションゲームスタイルは脳筋タクティクスなので。
1週目のメインキャラクターの印象や特徴を軽く紹介します。
アンナ(ステルスで姿隠れてポイズンダガーで毒付けての2マス攻撃+ダブルアクション。アンウォールでの段差1マス移動での戦利品回収も地味に使えるキャラクター。仲間が揃わない1週目では頼るところが多いキャラクター。攻撃力は低めだけど二回攻撃できるからそれでカバーしよう。挟撃パーツとして優秀だし、相手の後ろから攻撃すればダメージも上がるスキルを持っているので敵の背後を取らせたら面白いキャラクター)
ベネディクト(跳力をあげる技と自分の次のキャラクターに行動を指定させる技が強い。魔法使いキャラクターは複数攻撃、弱点属性突ける等アタック面では便利だが移動や跳力に関しては弱めだし、行動順も遅めなので魔法使いキャラクターを無理やり行動順番を早くするのは強いと思う。ただし、アタッカーキャラではないので攻撃力弱い)
セレノア(ディレイソードで敵の後ろからぶん殴るのが序盤の運用でディレイソードは殴った相手の行動順番を遅らせる効果もあるので例えば次に行動する敵や回復魔法使いそうな敵等面倒くさそうな場合に使うと対策になったりする。アタッカーキャラクターなので個人的にはベネディクトの守備力を上げる技や跳力を上げる技でとりあえず前に行かせる運用、わざと敵に囲ませて周囲1マスの攻撃範囲の技を使わせて複数攻撃も強い。とりあえず困った時の主人公。魔法や回復等はアイテムを使うしかない)
ヒューエット(高低差無視移動の弓使い、高低差や距離や立ち位置が重要なこのゲームでのとりあえず便利なものを一通り揃えています、というキャラクター。高いところや敵の後ろに居場所を移してからの暗闇を付加する技や足止めを付加する技が強い。ただし、命中率は気持ち低いので過信は禁物)
フレデリカ(炎の魔法での炎魔法アタッカー、打たれ弱いけど複数範囲攻撃や雑草を燃やしてトラップや追加ダメージも作れるので敵撃破でTPプラスは付けたほうがいいです。暇な時はTP溜めるか炎の盾で物理攻撃をくらいそうなキャラに付けてあげるのもいいです。沈黙や怒り状態になると一気に弱くなるので挑発持ちの敵キャラ等に注意)
エラドール(タンク系のキャラクターで挑発で敵魔法使いや挑発持ちの敵にかけてあげると味方魔法使いキャラクターの実質アシストにもなるキャラクター、魔法防御が弱いのがネックだけど自分の移動力を上げる技があるので自ら敵を引き寄せるという使い方ができるのが強い。余裕があれば炎の盾を付けて挑発で敵を引き寄せて炎のカウンター発動で自滅アシストゲームも楽しい。相手がいたり、壁や段差があるところでの体当たりもなかなか強い。ノックバックさせるって地味に強い)
ジーラ(味方のヒーラー、癒し系褐色姉さん。攻撃力はないけどひたすら癒し、瀕死の味方に回復力アップで回復の魔法は1週目はかなり有効。範囲効果の回復魔法と状態異常を治す魔法があればとりあえず出して損はない人。ただし、攻撃力はないので攻撃させたいときは挟撃パーツにするか魔法石で攻撃するなどがいいでしょう)
ロラン(移動力と2マス攻撃の攻撃範囲内にいれば2体ヒットも狙える高機動力アタッカーキャラ。攻撃した後に直線に移動できる技もあるので位置取りが大変だけど、ベネディクトの防御力を上げる技やフレデリカの炎の盾で炎のカウンターを付けて突っ込ませるやり方をしています。元気になると必殺アップという特性も持っているのでジーラの回復魔法も役立つところ。2段突きも地味に使える)
ゲームのデメリットとしては話のパートが異常に長いところ。
キャラクターごとのサイドストーリーや本編のサイドストーリーも絡むと結構サイドストーリーで時間を取られます。
その辺のテンポは悪く感じます。
けど、話を詳しく説明している、雰囲気の感情移入には一役買っているというポジティブな見方をすればいいかもしれない。
あと、ゲームの進行を決断するのに個人としては悩んだところ。
例えば、ハイサンド(このゲームのキーワードである塩を独占する国)とエスフロスト(鉄の生産や加工が盛んで自由な国風がある国でこのゲームでいうトラブルメーカーな国)
を組んでどうするか?とか、火を使ってまで自分の領土を守る為に使うか使わないかなどの結構えげつない選択肢が多い。
3.最後に
シミュレーションゲームが好きな人にはおススメだと思うし、歴史が好きな人にはおススメだと思います。
結構、ハードな内容だけど現実の社会情勢に通じる部分もあるし、必要悪や理想だけでは上手くいかないものもあったりと考えさせられるゲームでした。
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